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  • 2015.03.08 Sunday
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無心月照

今回は、「無心月照」(むしんげっしょう)という字を書きました。
毎回、先生がお手本を書いてきてくださるのですが、書体を変えて2〜3種類書いてきてくださります。それなので、お手本の中から自分が気に入った書体を選んで書くことができます。


 


五蘊皆空

今回は、般若心経の中に出てくる「五蘊皆空」(ごうんかいくう)という言葉を書きました。
五蘊皆空とは、人間の心身は空であるという意。
先生が解説してくださった図が、後ろのホワイトボードにチラッとうつっていますね。

先生の​
般若心経の解説を聞いた後、大きな紙に堂々と書きました。

 


風枝

受講生の市原です。

今回も5分間の坐禅をしたあと、
先生が仏教の教えについてのお話をしてくださりました。

今回は、伊闕仏龕碑(いけつぶつがんのひ)の中の
「風枝」
という字を臨書(手本をそっくり真似て書くこと)しました。

さっそく一枚目を書いてお手本と見比べてみます。

お手本と何かが違う・・・

お手本をじっくりと観察すると、お手本は、
・線の太い部分、細い部分のメリハリがしっかりしている
・線の始まりの部分が鋭い
などに気づきました。

気づいた点に気を付けて、お手本を忠実にマネしようとすると、
いつものように気持ちよくのびのびとは書けず、とても窮屈だなあと感じました。

講座の最後には、その日に書いた作品をホワイトボードに貼って、みんなでお互いの作品を鑑賞します。
ホワイトボードに貼った自分の作品をみてみると、自分が普段書く字と違うということに驚きました。
見慣れた自分の字らしさがなかったのです。
「これが臨書か!!」と思いました。
自分の成長を感じることができて、とても嬉しかったです
 


行雲流水

受講生の市原です。

「禅書道の講座がどのような流れで進んでいくのか」
がわかるような形で、今回の講座の内容を書いてみようと思います。


講座が始まると、まずは、椅子に座ったまま、5分間の坐禅をしました。
5分の間、自らの呼吸の数を数えることだけに集中します。
たった5分ですが、坐禅をすると、心が穏やかに落ち着いた状態になり、書道に集中しやすくなるので、僕は坐禅の時間が好きです。


5分間の坐禅を終えると、笠倉先生が、今回書く
「行雲流水」
という言葉の意味について、仏教の教えを踏まえてお話してくださいました。
その後、文字を書く際に気をつけるポイントについて、ホワイトボードを使いながら説明してくださいました。
それらを踏まえて、実際に文字を書き始めました。

お手本は、いつも行書と楷書の2種類が用意されています。
どちらの書体から書いてもいいので、僕は行書から書き始めました。

僕らがひたすら書いていると、先生が僕らの後ろを歩いてまわり、
「ここの筆使いは、こうしてみたらいいと思う」
「ここは、いい線がかけたね」
「もっと呼吸を深く、腰までおとして」

などと各自に声をかけてくださいました。

僕は、先生がかけてくださる言葉が好きです。
僕がこの講座に初めて参加ときのことです。
僕は、20年ぶりに筆を持って、なかなかうまく字がかけなくて、恥ずかしいなと思っていました。
そんなとき、先生が
「もっと深く呼吸を腰までおとして」
「今に集中。筆を置いたときに先のことを考えない」
「そうそう。その調子」

と声をかけてくださり、言われるがままに一本の横線を書いたら、先生が
「いい線がかけたじゃない!」
と褒めてくださいました。
字がうまいか下手かということではなく、一本の線のことを褒めてもらえた、そのことがとても嬉しかったのを覚えています。
「下手な字を書いてもいいんだ」
という安心感を得られたことが、この講座を受講し続けようと思う理由のひとつとなりました。


先生の指示を受けながら書いていると、あっという間に時間が過ぎ、講座の終了時間が近づきました。
毎回、講座の最後には、各自が書いた作品をホワイトボードに掲示し、みんなで鑑賞して終了となります。
今回も、みんなで鑑賞を楽しんだのち、撮影をして終了となりました。


心を落ち着かせて、書道に熱中する時間があるというのは、とてもぜいたくだなと思います。
来月の講座が楽しみです。


市原




書道で春を感じる

はじめまして。

この度、
生徒代表として誠に僭越ながら書かせて頂くことになりました高藤尚子です。

マラソンのキューちゃんではありません。

名刺交換では、10回中8回は間違えられ、
はじめての病院や銀行でよばれるときは、99%間違えられます。

繰り返しますが、たかふじ・なおこ です。
どうぞよろしくお願いします m_ _m



さて、引き受けたものの何を書いたらよいのでしょう??
禅についても、書道についても、専門的なことはよくわからないし、
面白おかしくというのも、得意ではない。
ありきたりだけど、ココでは、素直に感じたことを、心のママに、書かせていただきます。



3月15日(土)のお題は、懐素/聖母帖のなかから「氷釋」という文字を書きました。
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/852806/1

広辞苑を引くと
氷のようにとけてなくなること。
転じて、疑問や障害が消え失せること。氷解。
とあります。
 
2月は大雪や暴風などに見舞われましたが、この文字は穏やかだったこの日にピッタリ。
寒さで凝り固まったカラダを一気に溶かすかのような、たおやかな文字。
しかし書いてみると、手ごわかったショックショックショック
余裕なんてまったくなかったけど、振り返ってみれば春の文字だったのだなと感じました。

さて、春ついでに、もうひと作品。
東京国立博物館では、イベント「博物館でお花見を」が開催中。
http://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=7144
桜にちなんだ作品が陳列されているのですが、書作品にもステキなものがありました!

龍公美筆「花飛樵路香」
春飛樵路香

樵路(しょうろ)とは、きこりの通う山路(広辞苑)。
「花」「飛」のハネは、グッと止まってフワっと舞っているような、
「香」は香りそのモノの余韻をその場にとどめようとしているかのよう。。
と、タカフジは感じました。


超イカす! シビレた!!


「氷釋」と「花飛樵路香」

全く異なる書法ですが、
書いてみて、鑑賞してみて、春を感じるのもいいものですね。
心がフワッとします♪


懐素・聖母帖から「氷釋」

先月2月は十年に一度といわれた大雪の翌日で、私は根性で行きましたが、もしどなたもいらっしゃらなかったら自習?でもしようと思っていました。それはそれで良いかなと。
ところがさらなるド根性の方がおふたりいらっしゃって、おかげさまで楽しく過ごしました。ありがとうございました!
 
さて今回は春の到来を感じさせる爽やかな土曜日でした。
懐素という700年代唐の書家の草書をお手本にしました。
懐素は幼少で「西遊記」で有名な、般若心経の訳で有名な玄奘三蔵法師を師に仏門に入った人です。これだけでも非常に興味深い人ですが、あの清廉真面目な玄奘三蔵の弟子でありながらその作風は狂草と呼ばれる奔放自由な書体で、酒を愛し、酔いのままにあたりかまわず書き散らし、しかもそのどれもが世の人が讃えて憚らない名作ばかりだったという・・・
 
それにしても草書は難しいです。今回は特にあることを知っていただきたく、特に抑揚のない部分を選びました。まるで「ひも」のようでよくわからないというのが第一印象でしょう。
実は楷書のように、止める・はねる・曲がる、などがはっきりしているものと違い、一見どこにも立ち止まる所がないので、誰でも最初はこんな字のどこがいいのかと思ってしまいます。しかし書いてみると、グルグルと巻いた「ひも」のような字に見えるのに、ただグルグルと書いてみるとまったくグルグル書けません。筆の性質上、単純にグルグル回すと引っかかってしまうのです。ひものように書くには、実は書法がしっかりできていて、しかもその影を消し去っていくことができなければなりません。
私は去年の講座紹介で「流れるような草書は身体の芯をしっかり修めた後に、全身を柔らかく使って舞踏のように。芸術の一片が生活のヒントになりますよ」と書いておきました。
 
草書はまるで流れる水です。滞りなくスルスルと流れていきますが、実はひとつひとつがきちんとできていて、しかもそのひとつひとつが「どうだ、やってるぞ!」なんていう自己主張をすっぱりと捨ててしまう心でないと書けない、と私は思います。
茶道でもお手前の一つ一つがきちんとできていながら、しかも流れるように行われることを気続点(きぞくだて)と言いますが、日常の様々な事をひとつひとつきちんとやりながらも、無理がなくあっさりと軽やかに跡形もなくできて終わっている、そういうあり方は理想ですよね。
しかし今回のお手本にも言えることですが、仕事でも何でも、わからない人から見ると、自己主張がないのでやっていないのではないかと勘違いして、いったいどこがすごいの?ということになってしまいます。
禅ではそういう姿を枯れ切った姿として最高の境地と位置付けます。
この種の素晴らしさを知るには、自分も体感してみる他ありません。やってみると尊い境地が垣間見られる思いがします。
 
皆さんが練習しているのを見回りながら、「見せようとしていますよ。消してください。」「書くべきところはゆっくり」「呼吸が止まっていませんか?数息観の呼吸をしてくださいね。」と何度も言いました。テクニックを使った痕跡を消すにはさらなるテクニックが必要なのは言うまでもありません。それを可能にするのは数息観そのままの呼吸、つまり心身が「水」の状態でなければなりません。
 
いつも禅書道では、自分を遮るあらゆる雑念を、手本に無心に取り組むことで突き抜けて自己を顕すことを目標にしており、これこそ禅の精神そのもので、みなさんに座禅をした後と同じようにスッキリしていただきたいのですが、今回は逆にその自己を消していく作業ですから、さぞフラストレーションがたまるだろうと心配でしたが・・・終わってみると「柔よく剛を制す、とはこういうことかもしれないと感じた」とか「いつもよりずっと集中できた」「日常を見つめるきっかけになりそう」などの感想を述べておられました。
さすが!!!素晴らしい感想をいただきました。うれしかったです。
 
水を書こうとしたら手先ではなく心が水のような状態でなければならないこと、それには坐禅の呼吸で心身が調うことが大事なこと、基礎をしっかり確実にしたからこそ自然に生きられる達人の境涯があること、それらを座禅と書道から実感してより良い日常のヒントにしていただけたらうれしいかぎりです。
 
ついでですが・・・
書を学ぶとは、人類の宝である優れた書法に接する純粋な楽しみがありますが、もうひとつはそんな素晴らしい書を残した人物を普通なら伝記か何かで知るだけですが、人物そのものに時空を超えてお目にかかれる非常にドラマティックな方法なのです。と、私は解釈して皆さんにお話しています。
 
臨書するとはそっくりに書くことですが、それには自分の考えがチラついていてはできません。徹底して無心になって呼吸を合わせ、どんな速度なら、どんな強さ弱さならそうなるのか、呼吸と共に肉体の動きもそっくりならないと当然書もそっくりになりません。
その精進模索が臨書なのですが、それができた時には作者そのものになっているのですから、身体の中でその人が生きて実存しているということになります。剣道でも伝統芸能でも、「道」のつくものはそうして自分の中に手本を生きて存在させることで受け継いでいくのです。
 
これは禅の修行である公案と同じです。禅の修行には日常の修行としての数息観と、その上でさらに老師に入門し、摂心会や参禅会などでいわゆる禅問答をしながら修行していく2つの方法があります。鎌倉以降、北条時宗や上杉謙信など多くの武士階級は禅僧について禅の修行をしてきました。その問題を公案というのですが、この公案との取り組みの方法がまったく書道と同じなのです。自我を捨てて無心になって、公案という手本そのものになることで、それまでの自分を大きく乗り越える。そうして一問解くごとにひとつ心の扉を開け、新たに見えた景色に感動し味わいながら歩いていくのが禅の修行です。
 
私は禅の修行をしてみて、書道もそうした歩みをすることで、単なる習字とは違った心を磨いていく優れた面があると思いました。そこで「禅書道」を始めました。なので私の書道講座は座禅なくしては成り立たないのです。
 
さて、来月は大きい紙に「若無猶夢」と書きます。今度はフラストレーションなく思いっきり発散して下さい!無心こそ真の自己主張につながります。楽しみにお待ちしています。
26.3.15


多寶佛塔

「多寶佛塔」
顔心卿筆、『多宝塔碑』より、剛胆無双、雄渾にして生命感あふれる名筆を味わいましょう。
古来より王羲之と共に二代巨聖と崇拝されてきた書。書を通じて人物そのものに出会う楽しさは格別です。



毎月1回ずつ3回で1クールなのですが、所用で1クールを休まれた方も、次のクールでは復帰。自分のペースで禅書道を続けていただいています。



青龍在君

今回は隷書に挑戦しました。「青龍在君」〜中国漢時代の一級品として名高い『礼器碑』から。
隷書は通常の書体とは全く違う手法で、古典でありながら創造の魅力溢れるデザイン要素がいっぱいです。



次回は、7月13日ですね。



自淨其意

 新しい受講生も加わり、5月コースがはじまりました。

「自淨其意」仏教の大切な教えである「七仏通戒の偈」からの一句。
悟りに至るには、心清くあるがままの自分を味わいましょう、という意。禅書道の集中は、正にその心を育みます。






慧日破諸闇

 観音経の一節で、悟りの知慧の光が闇を破る、という名句。
大きな用紙に堂々と書きました。







2月コースは、今回で終了。次は、5月コース 5月11日、6月8日、7月13日(土)と、全3回です。

http://www.second-academy.com/lecture/OBA10477.html


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現在申込受付中の講座

笠倉 玉渓
「禅フロンティア」主幹
人間禅道場にて、27年間参禅。
現在、「禅フロンティア」を主幹する他、お経をわかりやすい言葉で解説する「坐禅と写経の会」を関東7ヶ所で主催。
また、「禅書道教室」では子どもから大人まで学べる禅の呼吸で書く書道を提唱。
カルチャーセンター講師、ライター、全国で講演を行う。

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